不動産投資に失敗しないためのお勉強 【借入金比率】
賃貸マンション経営は投資です。
投資家は自分自身が向かっている投資について、効率や安全性といった質や適格の度合いを常に見極めていかなければいけません。
不動産会社の販売資料に表記された「利回り」は表面的な数字だけを基に算出された値ですから単なる目安にしか過ぎません。また、販売会社のロジックで組み込まれている場合も少なくないので、おおよそ当てにすることなどできません。
投資家がその投資効率や安全性、適格度合いを判断する方法が幾つかありますのでここでお話したいと思います。(知っている方もたくさんおられると思いますが・・・)
まず、第1回目は「借入金比率」です。
□借入金比率
借入金比率は不動産価格に対して借入金の占める割合を計ったものであり、「借入金額÷不動産価格」で算出されます。当然、値が小さいほど安全性は高いということになります。
英語に直すとLoan To Value(ローントゥバリュー)となり、一般的には「LTV」と表します。