資本主義経済においての備え

 ある副業支援のサイトが行なった2534歳の男性会社員約500名を対象にしたアンケートによると、「副業の経験がある」とした人が約27%、「副業をしてみたい」が約43%と、実に70%もの人が副業に関心があることがわかりました。

 お給料の増額が中々見込めない今の時勢においては当たり前の状況とは思うのですが、本業に追われている平日のことを考えると、副業に時間を費やせるのは休日か深夜ということになります。

・・・って、一体いつ休むんですか?

というお話です。

 厚生労働省が数年前(確か平成14年だったと・・・)に公表した「所得再分配調査報告書」の中にジニ係数という値が出てきます。

 ジニ係数というのは、所得を低いほうから並べてその人数の累積率をx軸に、所得額の累積比率をy軸に・・・、長くなるのでやめます。

要は所得の格差を数値で表したものです。値が大きいほうが格差も大きくなります。

当時の値は「0.4983」でした。

 これは国内の総所得の3/4を全体の1/4の人が得ていて、残りの1/4の所得を3/4の人たちで分け合っているという値だそうです。

この値は現在ではもっと大きくなっていると思います。

その理由は所得の格差はどんどん広がっているからです。

アメリカなどの先進諸国と比べると、日本の所得格差なんてまだまだ序の口です。
増税も加速します。社会保障も薄くなっていきます。

資本主義経済においては、各自の生活は基本的に自己責任です。

急なリストラ、会社の倒産、早期退職、病気、ケガ・・・etc。

全てが自己責任です。

皆さんはそれらにどう備えますか?

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